ルール

定義とレギュレーション

25パイロン・レース

定義

このクラスはパイロン・レース入門編としてローコスト、イコールコンディションを軸として安全に楽しめるプライマリー・カテゴリーとして各地方での競技を主体にパイロン・レース振興に貢献する事を目的とするものである。

エンジン

総排気量は4.1ccまで(25クラス)とする。
エンジンは側方排気で国内メーカーにより広く市販されてなるものでなければならない。
改造はエンジン本体、構造およびその各部品、キャブレターを含め一切認められない。
燃料プレッシャーはマフラー方式のみ認められる。
マフラーは次の4種でなければならない

OS-892(バッフル付)
ENYA E-2513(サイレントマフラー)
ハットリモデル25NA型
HIROBO(Power up Muffler)

但し、マフラー・プレッシャーを使用しない場合はニップル穴を完全に塞ぐこと。
プラグは国産で、広く市販されている通常の型とする(グロービーは不可)。

レーサー(機体)の形式

胴体の寸法制限はない。
降着装置は2車輪以上としプロペラが地面に着かず自立し、自力で離陸できる構造でなければならない。
車輪の直径は48mm以上とし、幅は直径の1/3以上にわたって15mm以上とする。
但し主車輪の幅(内側幅)は180mm以上とする。

プロペラ: 内外の市販無改造のグラスまたはナイロン製とし、ダイヤは9インチ以上とする。バランスを取る目的で一方を削ることは許される。

主翼: 主翼面積は23d㎡以上とし、翼厚は胴体付け根部で25mm以上とする。なお、胴体と交差する部分は主翼面積に含まれるが、フィレット部分は含まれない。

機体重量: 重量は燃料を含まない全備重量で引込脚機体は1400g以上、但し固定脚機体は1300g以上とする。

コントロール装置: サーボ・モーターは4個以上を使用し、そのうち1個はエンジン・ストップまたはコントロール専用としなければならない。ラダーの装着を必須とする。

すべてのレーサーは完全に整備され、安全上十分な配慮がなされていなければならない。欠陥が発見され、危険と見なされるものは「危険飛行」によりレースより除外される。

インフライト・ニードルコントロールは禁止とする。

コース

3点パイロンレース(320m)・離陸スタート

レース競技およびその他の事項

競技会の運営は、主催者によりやむを得ず変更されることのある場合、大会規則、公式通知により明示される。

燃料制限: 使用燃料はニトロメタン15%とし競技会主催者あらかじめ競技開始に先立ち公示し競技会場にて当該レースに必要な量を準備し、支給する。

エンジン・スタート時間は60秒とする。

出場制限

制限なし。